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2018年6月8日 更新

「こんなおもしろい曲ができるならとことんやってやろう!」思い切り遊びながら作った高揚感が日本中を踊らせるまで。DA PUMP「U.S.A.」インタビュー

2018年6月6日にリリースされたDA PUMP 約3年半ぶりのNewシングル「U.S.A.」。ジャケットの公開、ミュージックビデオの解禁と発表があるたびに驚異的な拡散をみせ、あれよあれよと幅広い世代を虜にしてしまったこの楽曲についてメンバーを代表してISSAに直撃インタビュー! ユーロビートの名曲を日本語カバーした経緯から、カップリング曲の聴きどころまであれこれ聞いてきました。巻末の読者プレゼントも要チェックですっ!

TEXT:高橋 満(BRIDGE MAN) PHOTO:八木虎造
ミュージックビデオの解禁と同時に驚異的な拡散力で幅広い世代を虜にしているDA PUMPのNew シングル「U.S.A.」。発売日となる6月6日時点でYouTubeの視聴回数は390万回を突破! 1990年代~2000年代初頭のディスコで大ブームになり、「ダンシング・ヒーロー」のリバイバルヒットで話題になったユーロビートにキャッチーな言葉がテンコ盛り! そしてみんなで踊れるシュートダンスと、とにかく見どころ、聴きどころがたくさんっ! メンバーを代表してISSAさんに「U.S.A.」誕生の経緯からカップリング曲の聴きどころまで、たっぷり語ってもらいました。
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--- ここ数年はメンバーのソロ活動も精力的に行っていたDA PUMP。今回、約3年半ぶりに新曲をリリースすることになった経緯を教えてもらえますか?

ISSA 新しい曲をリリースしようという思いはずっとあって、楽曲制作はコンスタントに行っていたんです。今回もうちのボス(所属事務所社長)から「ちょっとこの曲でデモを録ってみないか」という話があって、それが Joe Yellowの「USA」だったんです。それで録ってみたら思いのほか自分たちでもしっくりきたんですよね。「これ、おもしろいじゃん」って。
--- それがDA PUMP史上初となるユーロビート!

ISSA 正直、デモを録る前は「今の時期にユーロビートってマジかよ」と思いました(笑)。おそらく他のメンバーも同じように感じていたんじゃないかな。ボスがユーロビート好きということもあって、うちの事務所ではなくてはならない音楽ジャンルなんですよね。だからついに俺たちにもユーロビートが回ってきたなって。しかもこれだけブッ飛んだ楽曲でしょう。でもやってみたら曲がどんどん体に浸透してきて、いい曲だなとなってきたんですよね。ただ、ユーロビートのカバーと言ってもアレンジは自分たちで消化して今っぽくしているので原曲とは一味違う感じで楽しんでもらえると思います。
--- ちなみにデモを録ったのはいつ頃だったんですか?

ISSA あれは確か……3月末から4月頭にかけてでした。

--- じゃあ、デモを録ってから一気に本番のレコーディングがあって、ダンスをつくって、MVを撮影して……。

ISSA 本当にあっという間でした。「こんなおもしろい曲ができるならとことんやってやろう!」とみんなで一気につくり上げましたからね。だからこそ俺たちが感じた高揚感をそのまま詰め込めたと思います。

DA PUMP / U.S.A.

--- 「U.S.A.」には詞やメロディ、そしてダンスにもいろいろな“仕掛け”がたくさん盛り込まれていますね。これらのアイデアはどんな風に形にしていったのですか? 楽曲の“おふざけ感”を考えると、作戦として綿密に練り上げたものもあれば、その場のノリで生まれたものもあるのじゃないかと思うんです。

ISSA 今回はTOMOとKENZOが軸になって振付をつくり、そこにみんなで意見を出しながらどうやったらおもしろおかしくなるかを考えて。サビがキャッチーなので、見てくれた人が思わず踊りたくなるようにシュートダンス~俺たちは“いいねダンス”と呼んでいます~を盛り込んでいって。曲の後半で出てくるインベーダーフォーメーションは、完全にみんなで集まったときに「これ入れたら面白いんじゃない?」ってその場のノリで入れちゃったものです。オープニングのダンスも「みんなで後ろ向きから始まるのってふざけているよね」と盛り上がったのをそのまま取り入れているし、Aメロの“U.S.A.”という部分の動きもノリの中から生まれた感じでした。もともとシュートダンス自体がノリでふざけているときの動きから生まれているし、今回は本当に全員で思い切り遊びながらつくれたので、その楽しさがいい感じで見てくれている人に届いているのかなって感じています。
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--- 詞にも遊びがいっぱい入っていますよね。

ISSA サビの部分とか、俺らも最初「大丈夫かな……」って思いましたよ(笑)。でも「U.S.A.」はアメリカに憧れをもった少年のことを歌った曲。映画を見てリーゼントに憧れたりって、まさに俺のことだなと感じたんですよね。洋服やダンスなど、アメリカのカルチャーに憧れた10代の自分がいて、だからこそ今の自分が存在し、今回こういう形で表現できる。凄くおもしろい巡り合わせだと感じて、すんなりと詞の内容を落としこむことができました。
--- 言葉がキャッチーだからそこばかりが耳に残るけれど、実は「U.S.A.」で歌っているのは今の30代、40代の人なら誰もが憧れた風景じゃないかなって感じます。

ISSA ですよね。音楽ならロカビリーでツイストを踊るのが流行ったり、ミラーボールが回るディスコに行ってみたいなと思ったり。だからこそこの曲が多くの人に伝わりやすいのだと思います。
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--- ハロプロファンや中高生など、これまでのDA PUMPファンとはまったく違う人たちにも曲が届いて、しかもダンスを真似してYouTubeにアップしたり。ISSAさんは“社会現象”とも言えるこの状況をどう見ていますか?

ISSA こういう状況になるなんてまったく想像していなかったから正直驚いています(笑)。「まずは自分たちが楽しまないと見ている人には何も伝わらない」というのがDA PUMPのメンバーの共通意識で、それはダンスをつくってMVを撮った時点で完璧にクリアできていました。いつもやりきっているから、あとは何をどう言われようと全然気にならないんですよ。でも今回みたいに曲がどんどん浸透して反響がたくさん返ってくるのはすごく嬉しいですね。
--- メンバーのみなさんともこの反響について話しましたか?

ISSA サビのいいねダンスなど「みんなが真似してくれたら嬉しいよね」と話しながら振付を作っているけれど、こんな風になることは誰も想像していなかったから俺以上にビックリしていますよ。そしてこの状況をそれぞれが楽しんでいるじゃないかな。DA PUMPが今のスタイルになって10年近く経ったときに大きなうねりが来たのはいいタイミングじゃないかとも感じています。曲を聴いて「おもしろい!」と感じたら、ぜひみんなが感じたそのノリで思い切り大げさにダンスしてくれると嬉しいですね。
--- ISSAさんの歌に注目すると、いつもとは歌い方が違ってわざと声をひっかけて“ニヤリ”と笑っているような雰囲気だなって感じました。

ISSA 自分の中に曲の色使いを歌で表現したいというのがあって、曲によってけっこう声が違うんですよね。それってレコーディングブースに入ったときに自然に生まれてくるので、あらかじめこうしようと狙っているわけではないのですが。「U.S.A.」はレコーディング前からとにかく本気で楽しんでやろうと思っていたので、その気持ちが出ているのだと思います。
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