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2018年5月2日 更新

自分の心の中の闇と対峙する、人間として成長した6人の姿を歌に乗せて。i☆Ris「Changing point」インタビュー

声優とアイドルの活動を両立する6人組ハイブリッドユニットi☆Risが2018年5月9日に16thシングル「Changing point」をリリースする。これまで夢や希望を歌い続けてきた彼女たちが、結成6年目にして歌う人間の闇と葛藤とは…。メンバーの茜屋日海夏と芹澤 優に話を聞いた。巻末の読者プレゼントもお見逃し無く。

text:伴牧子 photo:八木虎造
4年にわたり携わってきた『プリパラ』シリーズでは、夢や希望、友情といったポジティブなメッセージを届けてきたi☆Ris。この春『プリパラ』が大団円を迎え、区切りとしての“卒業”を経験した彼女たちが新たなステージに挑む。その第一弾となるのが『魔法少女サイト』OPテーマ「Changing point」だ。
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--- 「Changing point」は新ステージの第一歩にして、いきなりの新境地と言いますか。最初から最後までスリリングな展開の曲になりました。初めて聴いたときどう思われましたか?

茜屋日海夏(以下、茜屋):これまでのi☆Risは明るいところから皆に希望を投げかける歌を多く歌ってきたんですけど、「Changing point」は聴いた瞬間から、どん底から這い上がって行くような…今までとは違った立ち位置の曲だなと感じました。
芹澤 優(以下、芹澤):そう、見せ方がぜんぜん違う。闇というか内側から出る苦しみみたいなものを感じる曲。私は基本的に皆の希望となる存在が“アイドル”だと思ってるんですけど、今回は誰もが隠している、葛藤とか苦しみとかをあえてさらけ出している感じ。人間としての負の感情をあえて前に出しているのが印象的でした。
茜屋:あと、歌声も皆のありのままって感じがするよね。メンバーそれぞれ大人だし、色々抱えているものはあると思うんですけど(笑)。『プリパラ』のときはアイドルっぽくとか、その曲のコンセプトに寄せて歌声を変えたりしていたんですが、今回は素の私たちだなと。
--- i☆Risの“戦うナンバー”というと「Re:Call」を思い浮かべる方も多いと思いますが。

芹澤:「Re:Call」もカッコいい曲ですけど、少年マンガの王道を感じさせる爽快感とか、かっこよく前に進んでいくイメージ。「Changing point」はあれから2年経ってi☆Risが人間として成長して大人になったからこそ歌える歌なのかもしれません。汚くてもいいから這い上がってやる!なんて感情的な姿もしっかり見せられるようになった気がします。
茜屋:「Re:Call」では共に戦う“君”という相手と対峙してますよね。「Changing point」にも一緒に困難を乗り越えていく“君”がいるんですが、それよりも“過去の私”とか“裏切らない自分”っていう自分の心の中の闇と対峙しているようなイメージがあって。
芹澤:確かに。これまでは誰かのために、誰かに向かってメッセージを送ることが多かったけれど、今回は自分の中で自分の感情に向き合って歌ってます。

芹澤 優

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--- 闇といえば、ミュージックビデオでも天使が闇に囚われてましたね。

芹澤:ひみちゃん大活躍でしたよねー!
茜屋:いや、待ってください(笑)。縛られて助けられるのを待っている不幸な役だったんですよ。これまでもストーリー仕立てのミュージックビデオは作ってきたんですが、今回は私がひとりが囚われ役で…。

芹澤:他の5人は闇の世界の住人で、私はその中でも闇の覇者的存在。黒い涙を流して「コチラ側へいらっしゃい…」って誘う、みたいな展開なんです。

i☆Ris / Changing point

--- そんな中で、注目のシーンを挙げるとしたら?

芹澤:闇に責められて葛藤するひみちゃんを5人で「さあ、苦しみなさい…」って冷ややかに見つめるシーンがあるんですけど、その状況が無性に笑えてきて。何度も誰かが笑っちゃってNG出してました(笑)。
茜屋:だから何度もやり直してたんだ(笑)。でも私も完成したのを見たとき「皆、真顔でこっち見てるんだけど!」って笑っちゃいました。あとは私、ずっと縛られた状態で「わああああ!」って叫んで苦しんでたので、どんどん紐が身体に食い込んできて痛かったです(笑)。
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