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2018年10月24日 更新

映画館を後にするお客さんが、明るく楽しい気持ちになるようなエンディング曲に。「Wonderland」Dream Amiインタビュー

2018年10月24日に映画 『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』の主題歌となっている「Wonderland」をリリースするDream Ami。目指すアーティスト像と重なるところがあったと語る彼女が歌詞に込めた想いや、E-girls卒業から1年が経った現在の心境を語ってくれました。

TEXT:宮本英夫
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ーーシングル表題曲「Wonderland」は、映画 『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』主題歌となっています。映画はご覧になりましたか?

Ami:観ました、すごく面白かったです! ハッピーでハートフルでほんわかした映画で、悪い人がひとりも出てこない作品なんですよ。最近では、なかなかない感じの映画だと思います。こういうピースな映画の主題歌を担当させていただけるのはとても嬉しいですし、それは私自身が目指しているアーティスト像とも重なるところがありました。

ーー映画の製作サイドから、楽曲に関するリクエストはありましたか?

Ami:映画館を後にするお客さんが、明るく楽しい気持ちになるようなエンディング曲にしてほしいとのリクエストをいただきました。用意していただいたトラックを聴いたところ、明るくてポップな曲調で、これまで私がやってきた音楽の延長にあるサウンドだと感じたので、これならぜひ任せてくださいという気持ちでした。

ーー作詞はどんなイメージで行ったのでしょうか?

Ami:歌詞に関しては、必ずしも映画のストーリーに沿う必要はないというお話だったのですが、私としてはやはり観客の皆さんに、「この歌詞はあのシーンを表しているのかな」とか、「そういえばこんなシーンもあったな」とか、エンディングロールで映画の内容を振り返りながら余韻に浸ってほしいという想いがありました。そのため、主人公の波平久瑠美(波瑠)さんの感情を想像しながら書かせていただきました。歌詞の中に〈もし願いが叶うなら/明るく清く朗らかな/ヒロインになりたいな〉というフレーズがありますが、これは私の願望も反映しています。
ーー「Wonderland」というタイトルは、最初からあったものですか?

Ami:作詞の時に付けました。私はいつも、サビの歌詞にとても苦戦していて、それは楽曲で一番伝えたいメッセージをサビに込めようと考えるからなんです。その楽曲にとって、何が一番良い言葉なのか、なかなか決められず、いつもいろいろな方にアドバイスをもらうのですが、ある人からサビには「Wonderland」という言葉を入れたらしっくり来るんじゃないかと提案していただいて。映画のタイトルは『オズランド』だし、劇中で出てくる遊園地の名前も「グリーンランド」なので、確かにぴったりだなと思い、そのままタイトルにも使うことにしました。

ーーAmiさんがミニチュアの世界の中で活躍するMVも印象的でした。

Ami:今回のMVの監督は女性で、初めてお願いする方だったのですが、感覚的に私と近いところがあるのかなとも感じました。最初にお会いしたときに、自分の好きなものやDream Amiとして表現したいことのイメージを細かくお伝えさせていただいたところ、想像以上に可愛いアイデアをたくさん出していただいて。女性ならではのセンスが活きた映像で、すごく気に入っています。撮影もすごく楽しくて、大変だったけど、最後には体力とは裏腹に「まだ終わって欲しくない」と感じるほどでした。

Dream Ami / Wonderland

7thシングル「Wonderland」
2018.10.24 ON SALE!!!
ーー映画主題歌を務めるのは、映画『ひるなかの流星』の主題歌となった4thシングル『はやく逢いたい』以来ですね。

Ami:映画で使われる楽曲は、物語と一緒に記憶に残るし、主人公の気持ちを代弁するものでもあるから、すごく大事ですよね。その物語や主人公の気持ちに沿って歌詞を書くのは難しいのですが、映画の主人公が抱えている感情は、多くの人が共感できるものだと思うんです。誰もがぶち当たる壁だったり、根底に持っている気持ちだったり。だから、多くの方に届けられる歌詞にしようというスタンスは、いつもと同じですね。今回の「Wonderland」は、自分を変えていきたいとか、新しいことを始めたいと思っている人には、男女問わずにきっと響くのではないかと思います。とびきり明るくてポップな曲なので、元気を出したい時に聴いてほしいです。

ーーカップリングの「NEXT」は、9月7日に配信されたNetflixオリジナル映画『ネクスト ロボ』の日本語吹き替え版エンディングソングになっていますね。

Ami:これも映画のエンディング曲として、映画の内容に寄り添って作ってほしいとの要望があったので、こちらの制作の方からいくつか曲の候補を出していただき、映画の制作の方々に選んでもらいました。作詞はGiz’ Moさんという方に担当していただいたのですが、私が表現したいメッセージを伝えた上で書いていただいたので、そういった意味では共作した部分もあります。映画の全編を観る前に作ったものだったので、ちゃんとハマるか不安なところもあったのですが、実際に映画の最後にかかったのを聴いたら、しっかり世界観とマッチしていて安心しました。ちゃんと劇のキーワードになるような言葉も入っていたのは驚きました。

ーー映画自体はどんな作品でしたか?

Ami:すごくクオリティが高くて、細かなところまで作り込んである作品だと感じました。人間の女の子とロボットが出会って、絆を深めることで強くなるというお話なのですが、私自身、昔から大事にしているぬいぐるみがあるので、その女の子の気持ちには感情移入できるところがありました。ずっと寄り沿ってくれる存在ーーそれこそ、昔から一緒に頑張ってきたメンバーのことなども思い出しましたね。アニメーションで、子どもが楽しめる作品ではあるのですが、大人が観ても十分に感動できる作品だと思います。

ーーNetflix作品なので、海外の方が聴く可能性もありますね。

Ami:なかなか自分の歌が海を渡って届くことはないので、そのチャンスがあるというのはワクワクしますよね。たぶん、海外で日本版を観る方はそれほど多くはないと思いますが、それでも海外と距離が近くなったと考えるだけで心が踊るところがあります。

ーー先ほど、映画の主題歌などを歌うアーティストは、目指すアーティスト像に近いと話していました。改めて、そのアーティスト像を教えてください。

Ami:自分のオリジナル曲を歌うのももちろん大事ですが、こうして映画の主題歌にしようとなった場合、自分だけではなく、その作品に携わった全ての人の想いやメッセージも背負うことになりますよね。だから、みんなに納得してもらえる歌を歌わなければいけないし、そこが難しくもやりがいのあるところだと思っています。制作に携わってくれた方々に「やはりDream Amiに歌ってもらって良かった」と感じてほしいですし、映画を観たお客さんにも、良い主題歌だったと感じてほしい。そういう風に求められるアーティストでありたいと思っています。
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ーーこれからやってみたいことは?

Ami:自分で何か真新しいことを始めてみようという意識は、今は特別ないのですが、何かいただける仕事があったら積極的にチャレンジしたいですね。その都度、しっかりと考えて、柔軟に変化しながら歌っていければ。

ーー以前のインタビューで、作詞に対して恥ずかしさがあると言っていましたが、だんだんと慣れてきた感覚はありますか?

Ami:あまり慣れてはいませんが、徐々に慣れてきました。恥ずかしいけど、割り切って書けるようになってきたというか。スタッフさんが言うには、作詞のスピードも早くなってきたみたいです。
ーーソロ活動を開始して、ほぼ1年が経ちましたが、心境の変化は?

Ami:一人でいることにだんだんと慣れてきました。15年間くらい、メンバーとずっと一緒にいるのが当たり前だったので、最初はすごく寂しかったですし、こんな時にメンバーがいれば良いのに、と思うことはたくさんあったんですけど、やっとペースが掴めてきた感じです。一人でステージに立つのも、ちょっとずつですが自信を持てるようになってきました。

ーーE.G.familyという形態になって、後輩のE-girlsメンバーたちのことはどう見ていますか?

Ami:良い意味で、みんな同じなんだなって思います。E-girlsに残ったメンバーも残らなかったメンバーも、それぞれの場所で頑張っているなと、すごく感じます。E-girlsは人数が減った分、それぞれのポジションや個性も徐々に見つけてきている状況で、それは良い変化なのかなと。一方で、自分たちと同じ壁にぶつかっているところも感じていますね。私たちDreamがE-girlsにいた時は、色々と率先して決めなければいけないことがたくさんあって、それゆえに悩んだりしたけれど、今は彼女たちが同じように悩みながら頑張っている印象です。年齢的にも、みんなだんだんと大人になってきて、将来のことも具体的に考えるようになってきているんだと思います。

ーーE-girlsにも世代的な厚みが出てきた証拠でしょうね。中でもAmiさんはソロアーティストという道を切り拓いたメンバーとして、後輩たちの憧れとなる存在でもあるのかなと。

Ami:今後、もしグループを卒業するメンバーがいたとして、その先のお手本となる道を作っていかないといけないという気持ちはありますね。そんなかっこいいことを言って、まだ自分のことでいっぱいなところもありますが(笑)。やっぱり先輩として背中は見せられる存在になっていかなきゃとは思います。
ーー本作には「a-nation 2018」大阪公演の映像も収録されていますが、ライブの感想は?

Ami:すごく楽しかったですし、今回の「a-nation 2018」でちょっと自分に自信が持てるようになりました。大阪公演は、LDHのアーティストの出演が多かったこともありましたし、地元ということもあって、結構盛り上がった気がします。それでもやっぱりステージに上がるまではめちゃくちゃ緊張しましたし、「Follow Me」のギター弾き語りも初挑戦だったので、内心穏やかではなかったんですけど、緊張していても良いことはないというのは意識していて。とにかく緊張しないでライブを楽しむというのが今回の目標で、それはなんとか達成できたかなと思います。

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