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2019年4月17日 更新

ダイバーシティー、多様性というイメージはすごく大切にしたアルバムです。RYUCHELL『SUPER CANDY BOY』インタビュー

昨年2月から“RYUCHELL”名義で音楽活動を始動させたりゅうちぇるが2019年4月10日に初めてのアルバム作品『SUPER CANDY BOY』をリリース。アルバム制作秘話やアーティストとしての思い、今後の活動に関してたっぷり語ってもらいました!巻末の読者プレゼントもお見逃しなく♪

TEXT:井手朋子 PHOTO:八木虎造
RYUCHELL

RYUCHELL

──RYUCHELLさんは歌だけでなくファッションやMVに対するこだわりも相当だと思うので、アルバムの制作はかなり大変だったんじゃないですか?
1年前に「Hands up!! If you're Awesome」でデビューさせてもらって、あの曲は本当にすべてにおいてこだわったんです。
もともと80年代から90年代のユーロビートが好きで、じゃあそれに合うダンスの振りは何だろうって考えて、その年代のジャズダンスにしたいと思ってアクターズスクールのダンスを全部調べたり、僕たちの同級生では絶対に知らない昔の武富士のCMを見まくってこんなのがいいって提案したり……。
もちろんミュージックビデオもファッションにもこだわって、MVのカメラワークなんて顔なんかブスでもいいからとりあえず画質を荒くして昔っぽくするとか、全部徹底的にやりました。
そうしたらこだわり過ぎちゃって、みんなにとってはサブカルぐらいの衝撃だったみたいで。
そこで初めて、あまりにも自分の中でこだわり過ぎると伝えたいものが伝わりにくくなるということに気がついて、それはもったいないという勉強になったんです。

だから2曲目の「Link」はその経験を踏まえて作ったんですけど、自分が伝えたいメッセージと音楽と振り付けが初めていいバランスでできました。リリース後の周りの反応を見て、あの曲で初めてアーティストとしてのRYUCHELLのこれからの道が少しずつ見えてきたなという手応えを感じましたね。
なのでアルバムは、こだわるところはこだわる、抜くところは抜くといういいバランスで作れました。
──デビュー曲のMV撮影は絵コンテまで描いて臨んだと聞きました。
あの時は出来上がった時にあれをやっておけば良かったって後悔だけはしたくなかったので、とにかく準備をしておけばいいって思ってやっていたんです。だけど2曲目で歌う予定じゃなかったリンクの曲を歌うことになって、一瞬でバリバリっとすべての構想が崩れたので(笑)、お任せすることを学びました。

via RYUCHELL
──「Link」は奥さんのぺこさんや息子さんに対する気持ちを歌った曲ですよね。
はい。これは曲を作ってくださったヒャダインさんからの提案だったんですけど、最初は自分の息子を歌にするということに乗り気になれず、子供を仕事に使うみたいですごく嫌だったんですよ。
でもヒャダインさんに“初めてパパになるタイミングは一度しかないから、リンクっていう曲を作ってもいいんじゃないか”って言われて、デビュー曲のこともあったので、人と一緒に作るということに慣れないといけないと思ってやってみることにしたんです。
最初はリンクが生まれてくることに対する心境とぺこりんへの感謝の気持ちをバーっと文章にして送って、そうしたらヒャダインさんがそれに合うサウンドを作ってくださいました。いざ曲を聴いたら、これって僕たち家族の歌ではなくて、みんなも大切な人を思って聴ける曲だなと思えて。
──サウンドの希望は伝えたんですか?
それは全部伝えました。僕が好きな音楽は80年代から90年代のユーロビートだけど、もしリンクの曲を作るなら優しいイメージだからニュージャックスウィングがいいと思うって。でも今のニュージャックスウィングじゃなくてもっと昔のものがいいとか、タイトルもそのまま「Link」がいいとか、そういうことをたくさん打ち合わせして一緒に作らせてもらいました。
次にヒャダインさんと作った「Diversity Guys!」も、「Link」がきっかけでどんどんイメージが見えてきたんですよね。ヒャダインさんと出会ってから、自分の大好きな世界観とサウンドでしっかりメッセージを伝えていくということができるようになりました。

【OFFICIAL】歌詞あり:RYUCHELL(りゅうちぇる) "Link" Music Video

──そこからどんどんつながって新曲に至るわけなんですね。アルバム収録曲のうち3曲が新曲ですが、「You are my Love」はレゲエ調のサウンドに仕上がっていますね。RYUCHELLさんはレゲエも好きなんですよね?
80年代から90年代の洋楽のレゲエがすごく好きなので、そこは意識しました。実はこれが初めてのラブソングなんですよ。
それまでは多様性だったり、人に流されずに自分を大切にするっていうところが基盤になっていて、そこをしっかり伝えたいと思ってやってきたんですね。歌を始めたきっかけも、歌でそういうメッセージを伝えたいと思ったからで、最初はそういう曲ばっかりだったんです。だけど大切な人を想う曲、感謝の気持ちを伝える曲も1つ作りたいなと思っていたので、ようやくラブソングを作れました。サウンド的には優しく涼しく可愛らしく伝えたかったので、大好きなユーロビートは違うなと思って。レゲエも好きだということをヒャダインさんにお話させていただいたら、すぐ感じ取っていただけました。
これは一発OKでしたね。
──もう1つの新曲「Beautiful Dreamer」はシンセポップで、RYUCHELLさんの好きなあの頃のサウンドが詰まっていますね。
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