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2018年10月26日 更新

NEW ALBUM完成を目前に控えたvistlip!! 前編は音楽ルーツや楽曲制作に加えHalloween songもインタビュー♪

【PROFILE】2007年の七夕に結成された5人組ロックバンド。毎年、バンド結成日である7月7日に周年LIVEをZEPP TOKYOで開催することが恒例となっている。これまでに数多くの作品を発表、それらの作詞を智が手掛け、ストーリー展開とメッセージ性の強い歌詞が特徴。作曲に関してはメンバー全員が作曲を行い、ジャンルにとらわれない多彩な楽曲を届けている。11月28日にはNEW ALBUMを発表し、12月からはレコ発全国ツアー「vistlip oneman tour 2018」も開催。

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PHOTO:菊地英二
INTERVIEW:武市尚子
●vistlipの音楽ルーツや音楽性の変化について聞いていきたいと思います。まず、それぞれの音楽ルーツって、被ってたりするの?
瑠伊:バラバラかな。
Yuh:ちょいちょい被りつつも、ちょいちょい外れてるって感じですね。

●vistlipの楽曲だとメンバー共通で好みのポイントとかってあったりするの?
Yuh:全員が全員、コレだ!っていうよりは、誰かと誰かのここが!っていう、それぞれの意見があって。
瑠伊:ここはコレが好きで、ここではコレが好きみたいな。
智:海だけはズレてる(笑)。
海:よく言われます。

●自分たち以外の音楽はどうかな?
Yuh:海は、癖が強めなバンドが多いですね。ボーカリストの声とか。
智:でも、綺麗な曲も好きだよね。
瑠伊:だからvistlipの曲にもピアノを絶対入れてくるし。
Yuh:あと、ギターのアルペジオから始まるとか(笑)。
海:アルペジオ好きだね〜(笑)。

●好みの音楽が自身の楽曲にも反映されてるんだね、特にバンドサウンドが好きそうだけど。
Tohya:バンド感はありつつの、耳なじみのいいキャッチーな曲が好きなので、そういう楽曲があったら推しますね。
Yuh:俺はもうバンド、バンドって感じですね。
海:ギターの人が作りましたって感じのだろ。
Yuh:そう。それから、メイクをしないでステージに立ったらヴィジュアル系って感じじゃないみたいなキッズ好みの曲とか。

●vistlipってそういう曲もあるよね。
Yuh:そうですね。DEAD POP FESTiVALに出演している様なバンド寄りの音楽を自分なりにアプローチを加えて表現をしています。
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●現在、制作中のアルバムも曲によってギターの表現を変えているの?
Yuh:そうですね。これまでも、瑠伊が作ってくる曲はギターの音を渋い感じにすることが多かったんです。今回のアルバム曲も、ギターを渋い感じにアレンジした部分はありましたから。
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●それは瑠伊くんが作ってくる曲だから多いの?
Yuh:そうですね。
瑠伊:僕が自分で曲を作るときは、ギター・コードのオシャレさを追求するんですよ。そうなると、段々とややこしくなってしまうようで(笑)。だから、曲のバランスを図ると最終的に渋めの音がぴったり合うみたいなんですよね。
Yuh:専門学校行ってた時、先生がHOUND DOGの西山毅さんとか、BOWWOWの山本恭司さんだったりしたので、その世代から影響を受けたこともあるのかな。ヴィジュアル系を始めた頃も、“渋いギターソロを弾くね”って言われたりしてたんですよ。ギターを学んだ中で、ジャンルだったりプレイスタイルの振り幅は自分の中に結構あるんですよね。ガツンって攻めるスタイルも、往年のレッチリみたいに曲頭で鳴らすアプローチでも、どっちもいけるってことを示せるようにギターの音色もバランスをとって表現しています。
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●なるほどね。海はどうなの?
海:基本的に、うちのバンドで楽曲のイメージを作る担当がYuhなので、Yuhの音ありきでわりと考えるかな。

●それはYuhに合わせるってこと?
海:合わせる時もあるし、そうじゃない時もある。例えば、Yuhが思いっきり重たいギターの音を出して、俺も重たいギターの音を出して、さらにベースがドーンって低音で鳴っていたら、その部分だけを初めて聞いた人は“そういうバンドなんだ”って思うでしょ。でも、それは違うと思うから、そこまで行き過ぎないように歪みを抑えるとか、バランスをとる感じで制作することが多いですかね。

●それがvistlipの個性でもあるよね。
海:そうだね。Yuhは「この音をどうしても出したい」って常々思ってるんですよ。曲にしても、レコーディングにしても、ライヴにしても必ずそうなんです。でも、俺はわりと好きな音が沢山あるから、そのうちのどれかにハマれば良くて、Yhuがこうだから、俺はこうしようかってパズルを組んでみたりもする。
Yuh:そうだね。俺は、「弾きたがりで、支えます!」みたいな世代だし、典型的な昔のバンドみたいな感じです。
海:Yuhは耳にダイレクトに入ってくる音が好きなんですよ。俺は、そこまで耳に直球で入ってくる音ではなくて、その空間の中で鳴ってる様な音が好きなんだよね。
●ライヴの時はどうするの?
海:ライヴの時は馴染ませてきっちり弾くようにしてます。リハをしている時、Yuhの音がいつも聴こえる状況にしてて、特にここは合わせようって思いながらも、俺が違う方向に引っ張っちゃった時は、手元を見ながら慎重になる事もあるし。

●音源とライヴでのアプローチが変わる緊張感も楽しみの一つだよね。さらに、Tohyaの作った曲ではどうなってくるのかも楽しみなんですが。
海:本当に作ってくる曲のバリエーションが多くて、Tohyaの曲だからこうってあんまり一概には言えない。
Tohya:そうですね。2人とも作りにくそうだなっていうのはいつも思いますけど。バンドで演奏する事を考えないで最初に作っちゃうと、どうしても打ち込みが多くなったり。昔はギターが入り込む隙間とかを考えないで、全部作ってました。当然、パートの事も考えていなかったら、みんな作りにくそうでした。最近は各パートの事を意識して作ってますね。
海:最近の曲でそこまでやりづらい曲はない。でも、「どこに入れるべきなんだろう?」って時はたまにあるし、曲の展開も「ここ、何メロ」って時もたまにある。

●複雑なんだ。
海:そう。Eメロぐらいまであるような曲もある。
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●今回のアルバムの曲はどうなの?
Tohya:結構多いですね。エンジニアさんが「こういう複雑な展開が流行ってるの?」って聞いてくるぐらい展開があり過ぎて(笑)。
海:デモを聴いた時に「結局、サビがどこだか分からないぞ!?」って思った事があるぐらい。
瑠伊:あるある(笑)。曲を覚える時とか、アレンジする時も、一般的にはワンコーラス覚えたら何となくツーコラス目もいけるじゃないですか。でも、そのノリでいくと全然違うから、切羽詰まっている時は「あぁー!もぉ〜っ!」ってなる(笑)。

●プログレっぽいってこと?
Tohya:いや、そうじゃなくて、ただ一つの曲にしては展開が多いって感じで。
海:独特で、意味が分からないような展開をする感じ。
Yuh:ギターが入れにくいなっていう時期を通り越して、Tohyaが作ってきた曲で決まった曲に対しては、良くも悪くも俺の中でテンプレが出来上がるんですよ。結局、同じ系統の曲に同じテンプレを入れる事になるんですけど、今ではそういう事に免疫とテンプレが出来たので、今回も結構さらっとレコーディングに入れました。
●その流れはvistlipの曲作りの個性にもなってきたってことだよね。
Tohya:なってきたんでしょうね。
Yuh:なってきたからこそ、出し方も分るようになったし。
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●Aメロ・Bメロ・サビの展開じゃない歌詞の書き方の難しさはあったりするの?
智:逆にAメロ・Bメロ・サビの展開で歌詞を書くのが苦手かな。だって言ったもんみたいな。
Yuh:ワンコーラス目で言い切ったからってことだよね(笑)。
智:そう。もう言ったから、次の展開で「ここから本音じゃないよ」みたいな気持ちとは裏腹に、「いかに本音を綴るか」って考えたら凄い時間も掛かるし、大変になっちゃって。だから、展開がある方がイメージしやすいし、ドラマチックだったりすると凄く歌詞が書きやすい。イメージ展開が感じられなかった曲は「良くない」って言って撥ね除けちゃう気がするし。

●曲が出来上がって歌詞をのせる時に撥ね除けちゃうの?
智:デモは大体、ガイドメロディまでついて皆が渡してくれるから、俺はそれを聴いて何も感じなかったら曲が良くても「何も感じないから、たぶんダメ」って決断をする時もある。

●それでボツになる時もあるの?
瑠伊:全然ありますよ。

●智の御眼鏡に適わなければっていう。
智:御眼鏡っていう事ではないですけど(笑)。そういう時期もあったけど、今はみんなにも「俺は、こういう方がいいと思ったんだけどどう?」って、意見を聞いたりするし。
Yuh:でも、智が一番客観的な意見なのでね。
海:それに、歌詞を書くのも本人なので。「4人が絶対これがいいよ」って言っても、どうしても歌詞書けないって言われたら曲は出来ないし。そこは智の気持ちを最優先してるかな。
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