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2019年1月7日 更新

アーティスト崎山つばさとして唯一無二の作品にしたい。崎山つばさ『UTOPIA』インタビュー

2018年のNHK紅白歌合戦で出場を決めた『刀剣男士』。そのメンバーでもあり、2.5次元の舞台で活躍する俳優、崎山つばさが1stアルバム『UTOPIA』をリリース。今作では作詞を手掛けるなど意欲を見せている。彼がなぜ、役者活動以外にアーティストとして動きだしのか、セキララな思いを聞いてみた。巻末の読者プレゼントもお見逃しなく!

TEXT:中屋 麻依子 PHOTO:川田 洋司

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――昨年、アーティストデビューをした際に、ゆくゆくは作詞もしたいし、アルバムも作りたい、そしてアルバムを引っ提げてワンマンライブもしたいと語っていましたが、そのすべてを1年で叶えましたね。

僕、言霊を信じていて、願いは口に出すようにしているんです。もちろん、言っただけでは叶わないかもしれないけれど、口に出さないとますます叶わないと思うので。

――確かにそう思います。今回、1stアルバムを制作するにあたって「こんな1枚にしたい」と、やりたいことを口に出したことはありますか?

人生初のアルバムですから、アーティスト崎山つばさとして、どんな音楽を提示するかを見せられる唯一無二の作品にしたいと思っていました。その中で作詞は挑戦したいと口に出しましたね。でも、1年前にデビューしてから、思ったことを書き留めたり、言葉を集めていたりしていたんですが、いざ、メロディにのせるとなると難しくて。書き留めていたときは、良いと思っても、曲とあわせるとありきたりに聞こえてしまったり。

――でも、崎山さんが作詞をした『Re:quest』は都会の寂寥感や渇きみたいなものが伝わってきて、こんな歌詞を書くのかと正直、驚きました。

『Re:quest』は僕が主演を務める映画『クロガラス』の主題歌として書いた曲です。でも、台本を読む前に思ったこと、実際に演じて役になったときに感じたこと、演じ終えて崎山つばさに戻って思い返したこと。この3段階で集めた言葉を綴りました。

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―― 一転して『スノーギフト』は切ない恋心を描いています。

重めのバラードが書きたいと思ったときに、浮かんだのは恋愛の歌詞だったんです。僕自身が恋愛になると自分の気持ちをストレートに伝えられないタイプなので、文字にしてみたいと思って。特定の人を想うというより、僕のファンの方への想いでもありますし、聴いた人が自分の大切な人や、これまでの経験と重ねあわせてもらえたらいいなと思って書きました。自分の想いでもあるし、誰しも共感できる想いでもあります。『スノーギフト』は歌詞やメロディは重いかもしれないですけど、悲しい贈り物ではなくて明るい贈り物になればいいなと。

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――とはいえ崎山さんの恋愛観も気になるところです(笑)。歌詞の中で『我儘な愛』というフレーズがありますが、崎山さん自身は恋愛するとワガママになる方ですか?

10代の頃はやっぱりワガママな部分はありました。相手のことを考えているようで、実際はまったく考えられていなかったり。でも、年齢を重ねるにつれて、相手を思いやる気持ちが大きくなりますよね。それは女性だけではなくて、友人や家族に対してもです。

――家族といえば、今作では崎山さんのお父様が作詞作曲をされた歌も収録されているとか。

『IN THE HIGHWAY』という曲です。父も僕ぐらいの年齢のときにバンドをやっていて、CDをリリースしているんです。その中から一曲プレゼントしてもらった形です。歌詞やメロディは80年代のロックナンバーを残しつつ、今っぽさを加えてアレンジしました。

――お父様、かなり喜んだのでは?

喜んでくれましたね。ラフミックスを送ったら、家でずっと聞いているぐらい嬉しかったみたいで(笑)。でも、僕自身もすごく嬉しいんですよ。父が歌っていた曲を自分が歌ってアルバムとして出すなんてなかなかできないことですし。父から音楽のプレゼントをもらった気持ちです。

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――素敵な親子共演ですね。80年代ロックあり、バラードあり、ダンスナンバーありと、かなりバラエティに富んだ楽曲が収録された1枚ですが、タイトルを『UTOPIA』にした理由を教えてください。

俳優では、2.5次元という原作のある舞台に携わることが多いのですが、2.5次元作品は世界観が作られているものがほとんどです。ファンの方もキャラクターに対する理想があるでしょうし、僕自身も演じるうえで“こう演じたい”という理想もある。お互いの理想が重なりあって舞台という理想郷に立っていると思っているんです。だから、アーティストとしても音楽でファンの方や聴いてくださる方を理想郷に連れていけたらいいな、と願う気持ちをタイトルに込めました。

崎山つばさ / 「UTOPIA」MUSIC VIDEO

――2.5次元作品は流行語にもなりましたし、海外でも多くのファンを持つ日本カルチャーのひとつになりましたからね。今年は2.5次元作品、ミュージカル『刀剣乱舞』の刀剣男士たちが『第69回NHK紅白歌合戦』に出場することも決まりましたし。

紅白歌合戦出場はミュージカル『刀剣乱舞』に初出演した3年前からの夢だったので、本当に嬉しかったです。3年間「紅白に出場したい」と言い続けてきましたから。

――まさに言霊ですね。アーティストになりたい、歌いたいという思いもずっと持ち続けてきたのでしょうか。

いえ、正直に言うと歌はどちらかというと苦手意識があるほうで。でも、演じるうえで歌うことも多く、少しずつ慣れていった感じです。でも、今年『御茶ノ水ロック』という舞台作品で生バンドで歌うシーンがあって、音楽に対する気持ちが大きく変わりました。最初は苦戦しましたけど、乗り越えたときに自信を持つことは大切だなと強く感じたんです。そして、リリースイベントのときに、舞台とは違い、キャラクターを背負ってないアーティスト崎山つばさを観に来てくれた方の熱量がダイレクトに伝わってきて嬉しかった。「歌詞、期待しています」「アルバム待っています」とファンの方からいただいた言葉に背中を押してもらえたんです。

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――そんなファンの方が待ちに待っているであろうワンマンライブが12月25日に控えていますが、どんなライブになりそうですか?

クリスマスですから、特別な日にしたいと思っています。僕、サンタクロースを小学6年生まで信じていたぐらいクリスマスは特別な思い入れがあって。そのワクワク感をライブの中で表現できたらいいなと。アーティストとして新しい僕をみなさんに見せることがプレゼントですし、それを受けとってくれたファンの方からの反応が僕にとってプレゼント。音楽を通じてプレゼントの渡し合いができればと思っています。

――プレゼントの渡し合い、いいですね。冒頭でもお話ししたように、昨年の願いを1年で叶えた崎山さんですが、来年に向けての新たな願いをお聞きしたいです。

来年は武道館! ほら、言霊ですから、大きな願いを言っておかないと(笑)。そして、僕は千葉県出身なので、千葉マリンスタジアムや幕張メッセでライブをしたいです。あとは、音楽番組にも出演したい。口に出さないと叶わないですから、どんどん出していきます!

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