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2017年9月6日 更新

人工知能で音楽はどう変化する? 新ユニットPANDORAを始動させた小室哲哉が語る「音楽のこれから」

TM NETWORKをはじめ、シンセサイザーを駆使した音作りで早くからデジタル技術を音楽に取り入れてきた小室哲哉。この度、浅倉大介との新ユニット“PANDORA(パンドラ)”を結成して音楽シーンへ新たなアプローチを試みる事になった彼に、AIで音楽はどのように変化していくのか、そして小室哲哉自身の音楽はどのように進化するのか伺いました。

「今まで活動してきた自分の世界観を形にしたい」

 そんな時代、小室さんが大事にするのが「自分なりの音楽を突き詰めること」です。

 「90年代から今まで活動してきた自分の世界観。それを音楽で形にしていきたい。それぞれの曲は違うんだけど、俯瞰(ふかん)すると何か色がでている。そうなると、大成功だと思う」

 ユーザーの好みが多様化し、それを加速させる様々なサービスが生まれる現代。音楽家に求められるのは「人としてのセンス」だと言います。

 「センスを磨いて、維持する。人間だとこれくらいで飽きちゃう、みたいなのがわかるように。集中力も、記憶力も、AIほど忍耐強くないから」

PHOTO:川田洋司
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「いい音楽、最終的に決めるのは人間」

 小室さんは、遠くない未来、作詞家、作曲家、編曲家に(IBMが開発した)ワトソンのようなAIの名前が入ることも考えられると言います。

 「でも、囲碁や将棋のように勝負がないのが音楽。人工知能と人間が名前を一緒に連ねるんだけど、どっちの音楽がいいかは最終的に人が決める」

 「時々、まけてもいいし、勝ってもいい」

 それでも人間にしかできないことは「いつか、自分が無くなってしまうことを自覚できること」。

 「いつか曲作りができなくなる恐怖。機械は警告は出すけど、本当に怖がることはできない。そんな感覚までAIが持ち出したら、すごいと思う」

PHOTO:川田洋司
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