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2018年12月19日 更新

この4人では最初で最後のシングル。FAKYニューシングル「four」インタビュー

12月19日に1stシングル「four」を発売するFAKY。翌日12月20日にはワンマンライブを開催!ワンマンライブを最後にグループ卒業を発表したメンバーAnnaとの思い出話やレコーディング秘話、さらにワンマンライブへの意気込みを語ってくれました!巻末の読者プレゼントもお見逃しなく♪

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TEXT:永堀アツオ PHOTO:小境勝巳

——まず、初のシングルをリリースする、現在の率直な心境から聞かせてくだい。

Mikako この4人では最初で最後のシングルになるんですけど、4人でしか歌えない、絆が大事な曲になっていて。最初で最後の曲をこの4人で届けられることができてよかったなと思うし、皆さんの手元にCDとして届くことがとても楽しみですね。
Anna ここにきての1stシングルということに不思議な気持ちが沸くと同時に、辞める前にいろんなことを達成できたことをすごく嬉しく思っています。聴いていただける皆さんにも歌詞をしっかり感じていただけたら嬉しいです。
Lil’Fang 繰り返しになってしまいますが、最初で最後ということで、すごく感慨深いですし、歌詞をしっかりと伝えていきたいなと思ってますね。シングルにした意味は、本当に4人の集大成のような曲でもあるので、アルバムの中に入れて薄めてしまうよりは、この1曲を、最後にみんなでしっかりと残していきたいなという思いがあるからです。

——表題曲「four」はアニメ「ブラッククローバー」第4期EDテーマとなっていて、7月にサブスクで配信されていました。Annaさんがグループからの卒業を発表したのは11月ですが、すでに旅立ちや別れを感じさせる歌詞になってますよね。

Mikako そうですね。まだAnnaが卒業するのかしないのかっていう話し合いをしている時に録ったので、最初はどんな気持ちで歌っていいのかがわからなかったんですよ。でも、当日、スタジオに入った時に、この4人で過ごしたFAKYを思って歌おうと決めて。ストレートに自分の思いを伝えたかったので、歌い方もどストレートに歌いました。ストレートに「全てが伝われ!」と思いながら歌ったら、ファンの方からも、「Mikakoちゃんのストレートな気持ちが伝わってきたよ」と言ってもらえて。よかった、伝わってるって思いました。
Akina 私も歌詞を見た時に、「Wow!」と感じて。どういう風に歌えばいいのか、ちょっとわからなかったんですね。絶対にAnnaも悲しいなと思ったけど、悲しい感じに歌わない方が私らしいと捉えてて。<離れ離れでもつながる you live in me>という歌詞があるんですけど、グループにいないときでもフレンドシップは必ずあるから、歌詞をすごく大事にしながら、パワフルに歌いました。自分が辛い時に、周りの大切な人にヘルプしてもらえるような曲になったと思います。
Lil’Fang 二人が言ったように、私もどうしたらいいのか分からなかったですね。<cause we’re perfect as four>って言ってるけど、正直、辞めるかどうか話し合ってる最中の微妙な時期に録ってて。だから、歌詞を書いてくださった方と話させていただいて。Annaが卒業することは知らずに書いてくださったんですけど、4人のパフォーマンスを見て、「1つでも欠けちゃいけないって思った」とおっしゃっていて。しかも、アニメ「ブラッククローバー」のEDテーマなので、四つ葉のクローバーがまず浮かんできたらしくて。「四つ葉のクローバーの葉は1つでも欠けちゃいけないっていう思いで書いたので、メンバーのことを思って歌ってみてください」っていうアドバイスをいただいて。だから、今は微妙な心境だけど、一人一人のために歌おうっていう気持ちで、私は普段より弱く、喋るように歌ってますね。
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——Annaさんはどんな気持ちで歌いましたか?

Anna すごくパーソナルな歌になっているので、練習で歌う時も泣いちゃうし、こうして話してても……(涙)。
Lil’Fang あはははは。私、泣くんだろうなって思ってました。
Anna (泣きながら)スタッフさんも歌割りも考えてくださって。ライブで聞いてくださった皆さんもメッセージを受け取ってくださるんじゃないかなっていう気持ちなんですけど……。

——(笑)どうして旅立つと決意した方が号泣してるんですか?

Anna なんか……本当に周りの方は意味がわからないっていう感じだと思うんですけど、本当にFAKYが、この3人が好きなんで、寂しいんですよ(涙)。嫌いでやめるとかならもっと簡単で楽だったのになって、いつも思うんですけど。寂しいけど、自分の中でやらないといけないっていうのがあるもので……ごめんなさい。
Lil’Fang お互いに寂しいんですよ。
Anna これだけ長いこと一緒にやってきて。この4人だから、全てを乗り越えてここまでこれたと思っているので。本当に、他には変えられない4人だと強く思っていて。それは、グループを抜けるからといってなくなるものではなくて。心の中でここまでの絆を強く思いながら歌ったし、この4人の絆はずっと変わらないと思ってます。
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——<共に過ごした日々のmemories>という歌詞もありますが、どんな日々を思い出しました?

Mikako 個人的には一番きつかった2年前のことですね。ミニアルバム『CANDY』を出した時に、4人でミニツアーをして、いろんなところに行って。ライブをやっても、お客さんが凄く少ない時期が結構、続いたので。それが自分的にはきつかったけど、あの日々がなかったら今はないと思ってて。一番きつい時にこの4人で支えあってやっていたので、いい時ばっかりではなかったっていう思いをベースに歌ってますね。
Akina 私はライブで歌うたびに新しい思い出が加わってます。初めてこの曲を歌ったのがチャイナだったんですけど、言葉が通じなくてもお客さんからいいリアクションがもらえたので。歌詞に負けない、よりパワフルなパフォーマンスができるようになってると思います。
Lil’Fang私はFAKYに入る前から、Annaのことを知ってて。みんなより長いので、本当に初対面の印象が消えないんですよね。
Anna あはははは。やめてよ〜。
Lil’Fang 私は東京生まれ東京育ちで、日本から仕事以外で出たことなくて。英語を喋る人とか、帰国子女の人とか、あんまり会ったことがなくて。初めてAnnaに合った時、スタジオに集まった人たちがみんな帰国子女の方々だったんですよ。鏡があるスタジオで、小さく丸まってどうしようって思ってたら、アンナと鏡ごしで目が合って。バサ〜って髪をかけあげながら振り向いて、「アンナだよ♡」って言われて。動きが伝わらないので残念なんですけど、衝撃だったんですよ。「うわ! 帰国子女、こわっ」て思った印象的から喋ってみたときのギャップがすごいので。そこをいつも思い出しますね。<思い出すたびにI smile>って。
Anna え? 待って待って。あれを思い浮かべて歌ってるの? 
Lil’Fang そうそう。この曲、泣いちゃうから、泣かないように、あのときの「アンナだよ♡」を思い出しながら歌ってますね。
Anna そうなんだ。私は、すでに、この歌を歌ってる時は、いろいろ悩んでる時期だったので、歌詞を見た時に、きっといつか、これを聴きながら……(涙)、今の日々を……ダメだ……うん、きっと思い出すんだろうなって。未来を思いながら歌いましたね。
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——<君に幸運を>っていうメッセージを投げかけてます。

Lil’Fang これを歌った時はまだ分からなかったので、気持ちが揺れてた部分があったんですよ。普通に寂しいしって思ってたんですけど、今はいい意味で、本当に離れていてもつながる友達だと私は勝手に思っていて。逆に、辞めるって決まってからの方が仲良くなって。マジで幸運をって思ってますね。四葉のクローバーをあげるような気持ちで歌ってます。
Mikako 自分も含めて、4人にはそれぞれの人生があって、それぞれの気持ちもあって。だから、本当にストレートに、この3人に幸運になってもらいたいという自分の想いを乗せて歌ってますね。

——4つ葉のクローバーの曲のカップリングが「ラスト・ペタル」=「最後の花びら」というタイトルになってます。この曲はドラマ「あなたには渡さない」のOPテーマとして書き下ろした楽曲ですよね。

Lil’Fang ザッツ・「あなたには渡さない」ですね(笑)。毎回、言ってると思うんですけど、うちら、同じような曲を歌わないっていうことを心がけてるんですね。毎回、新しいものを届けたいと思ってるし、そこがうちらの、ジャンルに縛られてない強みだなって思ってて。今回はドラマの主題歌だったので、しっかりと事前に脚本を読ませていただいてからレコーディングしたんですけど、もう、鋭い目つきで歌わなかった?
Mikako ビッカビカでした。
Lil’Fang ドッロドロの気持ちで歌わせてもらいましたね。歌謡曲っぽいテイストがあると思うんですけど、今までなかったので歌うのも難しくて。ラップのような語りもあるので、女の戦いを意識して歌いました。
Lil’Fang 歌詞的には「あなたには渡さない」感があると思うんですけど、どこかちょっと切なさは自分の中で大事にして。<私の知らない私〜このまま枯れる>は、気持ち的には「いや、あなたには渡さないけど」っていう強めの感じでやってるけど、実際、ちょっと語りながら歌ってみることを心がけてました。
Anna サウンド的には強い感じで、戦って負けない感じのイメージなんですけど、歌詞は本当に切なくて。最初は<誰かの最愛でいたい>って言ってるのが、最後は<あなたの最愛でいたい>になってる。それは、きっと、なれてないから、こんな歌になってしまうんだなって思うんですね。そんなハートブレイクな歌ですね。強いイメージでやってるFAKYが珍しく弱さを見せてみましたっていう曲です。
Akina サウンドがdifferentな曲になってると思って。私は海外の音楽を聴いて育ったので、こういう歌謡曲っぽい曲は本当に初めて歌ったんですね。しかも、最初はヒップホップ系で始まって、コーラスでバラードっぽくなって、いろんなジャンルが混ざってる。そこも楽しんで聴いて欲しいなと思ってます。

——この“私”は妻側なんですかね。それとも愛人側の気持ちなんでしょうか。

Anna 人によって聞こえ方が違う気がする。
Mikako だから、逆に聴いてみたいですね。「あなたはどっち?」っていうのが気になるかもしれない。そういう楽しみ方もあるなって思います。個人的には、とにかく「渡しません!」って強く思ってる人。これは恋愛に限ったことじゃなく、生き方に対してもそうで。悔しいことがあっても、「いや、負けません!」っていう気持ちをちょっと入れてますね。
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——Mikakoさんの強気な感じはちょっと以上に感じてます(笑)。Annaさんにとっては、この曲がFAKYとしてのラストレコーディングですよね。

Anna それを考えちゃうと歌えなくなるので、何も考えずに、今までやってきたことをやろうと思って。でも、この後、別に歌を続けていくわけじゃないので、本当に最後だなって、録り終わった後に思ったら、超泣けちゃって。
Lil’Fang 泣いてましたね。
Anna レコーディングをしてくださった、かな多さんとは5年くらい一緒にやらせてもらっていて。かな多さんも泣いちゃって。今まで、一緒に素敵な曲をたくさん作ってこれたことがすごく幸せだなって思って終えられましたし、本当にラストペタルって感じです。
Lil’Fang 私は個人的に「ラスト・ペタル」の方が泣けるんですよね。レコーディングで泣いたことないんですけど、最後の<あなたのそばで眠りたい>が泣いちゃって歌えなくて。私はサビを歌わせてもらってるので、めっちゃ強めのところが少ないので、ただただ切なくなってしまって。恋愛の曲だし、ドロドロした気持ちもあったんですけど、私が歌ってるのは心の叫び。ただ、Annaのそばにいたいなって思っちゃって、私も歌えなくなっちゃったし、本当に切ない気持ちになりましたね。Annaの最後のレコーディングだったので、ちゃんと花道を飾ったろって思ったら、気合いが入りすぎて涙が止まらなくなりました。
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——シングルのリリースの翌日には2度目のワンマンにして4人で最後のステージが待ってます。

Akina もうすでにセットリストも決めてるし、お客さんにいろんなサプライズを見せたいと思ってて。どうやって去年のワンマンに負けないようなライブを見せれるかを4人でずっと話してて。結構、いい感じになってるんじゃないかなと思ってます。皆さんにお会いするのを楽しみにしてます。
Mikako今までもライブは大事にしてきたんですけど、4人で立つ最後のステージなので、とにかく1曲1曲を大事にやっていこうっていう気持ちがありますね。Annaは絶対に泣くんですけど(笑)、笑顔で卒業できるように、いいライブにしようって思ってます。それに、これからもっともっとFAKYはパワーアップしていくので、未来も大事にするようなライブにもなってると思う。今までやってきたFAKYと、これからも進んでいくFAKYっていう2つが一気に見れる、最初で最後のライブなのかなって思います。
Lil’Fang いい意味でちゃんと未来に向かって歩き始めてるので、私たちは。泣くんですけど、絶対に……。
Mikako この二人はリハーサルから泣いてると思う(笑)。
Anna その日は本当に泣かない! って言い続けないと……絶対に泣いて歌えなくなるから。
Lil’Fang ま、泣くことになるんですけど、Mikakoが言ったことが本当に全てかなと思ってて。前回は「Who We Are」がテーマだったんですけど、今回は「four」をテーマにしてて。クローバーの葉が1つかけたら、四葉のクローバーじゃなくなるけど、それぞれが一人でも立っていけるこそ、旅立つんだと思っていて。一人一人が今までどんだけやってきたのか、一人でもしっかり皆さんに何か伝えられるんだよっていうのも見せられたなって思うし、個々の強さを皆さんに再確認していただけるように準備中です。
Anna 最後なので、さっきから寂しい寂しいって泣いてますけど、その日しか見れない私たちを思い切りぶつけたいと思ってます。私の決断も、成長していきたいって言う気持ちが強いから決めたことで。私だけじゃなく、この3人もこれからもっと成長していくし、FAKYもどんどん進化していくので、涙の多いライブになっちゃうけど、希望をすごく持てるような日になるんじゃないのかなって思うし、みなさんにちゃんと希望を届けたいです。
Lil’Fang Annaが卒業を発表してから、ファンの方の前に出るのは、このワンマンしかないんですよね。さっきから自分たちの気持ちばっかり言ってますけど、ファンの方も置いていきたくないので、一緒にしっかり悲しみあって、全員で泣いて、次に行こうぜ! っていうライブになればいいなと思ってるし、その日は、いつもより多めにタオルを持ってきてもらえたらいいなと思いますね。

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