TEXT:伴 牧子
2017年11月、デビュー5周年を迎えるi☆Risから、待ちに待った3rdアルバムが届いた。
『プリパラ』主題歌として彼女たちの成長を追いかけ、支えてきた「Shining Star」や「Ready Smile!!」、表現者としての新たな一面を示した「Re:Call」、そして熱狂の日本武道館公演で誰もが息を呑んだ圧巻の「イチズ-武道館Ver.-」。
5周年に向けて6人がどのようなストーリーを描くのか首を長くして待ち焦がれていたファンに対し、彼女たちが示した“いまの自分”と“未来への道”を紐解いていく。
『プリパラ』主題歌として彼女たちの成長を追いかけ、支えてきた「Shining Star」や「Ready Smile!!」、表現者としての新たな一面を示した「Re:Call」、そして熱狂の日本武道館公演で誰もが息を呑んだ圧巻の「イチズ-武道館Ver.-」。
5周年に向けて6人がどのようなストーリーを描くのか首を長くして待ち焦がれていたファンに対し、彼女たちが示した“いまの自分”と“未来への道”を紐解いていく。
あの当時から成長した“等身大の私たち”「WONDERFUL PALETTE」
--- 今作は日本武道館前後を時系列で追ってから6人のソロ曲が入り、皆さんの決意表明へと繋がっていくメッセージ性のあるアルバムだと感じました。特に若井さん作詞・作曲の「パズル」は胸に迫るものがあって。
若井:「パズル」は、いま私が感じているi☆Risの皆への想いや、出会ってから5年経った皆の気持ちを代弁…じゃないですがが、書き起こした内容になっています。
若井:「パズル」は、いま私が感じているi☆Risの皆への想いや、出会ってから5年経った皆の気持ちを代弁…じゃないですがが、書き起こした内容になっています。
--- 作詞のために皆さんで話し合ったんですか?
若井:いえ、そういう訳ではなく。誰よりも私が一番i☆Risの近くでずっと皆と一緒にいて、気持ちの変化やそれぞれが目指すものを感じていたからこそ見えてきたものを歌詞に綴りました。
--- なるほど。若井さんというと歌の表現にもこだわりがおありだと思うのですが、皆さんへは歌い方もアドバイスしたり?
若井:私から皆に『こう歌って欲しい』とお願いすることはなかったのですが、レコーディングには全員分立ち会ってます。それぞれの個性とi☆Risへの想いを込めて歌ってくれたと思います。最近はそれぞれに忙しくて個別のスケジュールでレコーディングをすることが多かったので、久しぶりに皆が歌っているのを見ることができて新鮮でした!
若井:いえ、そういう訳ではなく。誰よりも私が一番i☆Risの近くでずっと皆と一緒にいて、気持ちの変化やそれぞれが目指すものを感じていたからこそ見えてきたものを歌詞に綴りました。
--- なるほど。若井さんというと歌の表現にもこだわりがおありだと思うのですが、皆さんへは歌い方もアドバイスしたり?
若井:私から皆に『こう歌って欲しい』とお願いすることはなかったのですが、レコーディングには全員分立ち会ってます。それぞれの個性とi☆Risへの想いを込めて歌ってくれたと思います。最近はそれぞれに忙しくて個別のスケジュールでレコーディングをすることが多かったので、久しぶりに皆が歌っているのを見ることができて新鮮でした!
--- このまま続けちゃいますが、表題曲の「WONDERFUL PALETTE」は皆さんの素の雰囲気に近い感じがしますね。
山北:私たちが今まで持っていた明るくてキラキラ、ポジティブな要素が詰まった曲かなと思います。これまでそういった雰囲気の曲は『プリパラ』の主題歌になることが多かったのですが、今回はi☆Risのことだけを追求した歌という意味で、今までの良いところを残しつつi☆Risらしさを伸ばすことができたんじゃないでしょうか。
山北:私たちが今まで持っていた明るくてキラキラ、ポジティブな要素が詰まった曲かなと思います。これまでそういった雰囲気の曲は『プリパラ』の主題歌になることが多かったのですが、今回はi☆Risのことだけを追求した歌という意味で、今までの良いところを残しつつi☆Risらしさを伸ばすことができたんじゃないでしょうか。
茜屋:イントロから疾走感がありますよね。『プリパラ』の主題歌の場合、小さい子も一緒に歌えるようにと目線を揃えて可愛く歌うことを意識するんですが、成長した“等身大の私たち”として歌えたと思います。
--- アルバムタイトル曲ということもありますが、アルバム全体の旗振りというか、すごくポジティブにここから未来へ進むんだという力強さも感じました。ライブでもすごく映えそうな曲だなと。
若井:この曲、最近フリ入れもしたんですけどすごく楽しくて可愛いんですよ。“世界は…キャンバスだよ”のところは筆を持ってキャンバスに絵を描くように動いたりとか、歌詞を拾った動きが多くてマネしやすいから、きっとライブで盛り上がると思いますよ。
若井:この曲、最近フリ入れもしたんですけどすごく楽しくて可愛いんですよ。“世界は…キャンバスだよ”のところは筆を持ってキャンバスに絵を描くように動いたりとか、歌詞を拾った動きが多くてマネしやすいから、きっとライブで盛り上がると思いますよ。
i☆Ris / WONDERFUL PALETTE
via www.youtube.com
それぞれの“いま”を描き出す6つのソロ曲
--- では、続いてソロ曲のお話を聞かせてください。今作では、初めて6人のソロ曲が収録されているのも聴きどころのひとつかと思いますが、担当した楽曲はご自身でリクエストされたんですか?
茜屋:アルバムを作るときに「どういう曲を歌いたい?」とスタッフさんに聞かれて、自分の希望を伝えるところからスタートしています。
茜屋:アルバムを作るときに「どういう曲を歌いたい?」とスタッフさんに聞かれて、自分の希望を伝えるところからスタートしています。