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2018年3月18日 更新

自由と温かさに包まれたカウントダウンイベント“AAA NEW YEAR PARTY 2018”から見えるAAAの新たな魅力、ブレない眼差し

2018年の幕開けを祝うAAA初のカウントダウンイベント“AAA NEW YEAR PARTY 2018”の模様が、2018年3月28日にDVD/Blu-rayとしてリリース。プラチナチケットと化した本イベントの魅力、改めて感じたメンバー6人のポテンシャルとは…? いち早く本作を視聴した音楽ライター・藤井美保がレポートします!

AAA / 「AAA NEW YEAR PARTY 2018」 Digest

TEXT:藤井美保
2017年、大人キャリアのスタートともいえるアルバム『WAY OF GLORY』をリリース。初めて4大ドームを制覇して32万人を動員したAAAが、2018年の幕開けを祝う初のカウントダウンイベント“AAA NEW YEAR PARTY 2018”を東京体育館で開催した。あまりの楽しさに、行けたファンからは「もう一度見たい」、行けなかったファンからは「せめて映像で見たい」との声が殺到し、当初予定になかったこの日のライブがDVDおよびBlu-rayとなってリリースされることに。というわけで、早速追体験させていただいた。

西島隆弘

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いやはや「PARTY」と謳っているだけあって本当に楽しい。4大ドームの映像なども交えたオープニングで沸いたあと、人気曲「No Way Back」でパワフルに始まるのだが、アルバムを引っ提げてといった気負いの鎧のようなものをメンバーがまとってないから、こちらもすっかりリラックス。よくよく見れば、みんなてんでんバラバラの個性的なファッション。でも、それを自分流に着こなせちゃってるところが今のAAAの強さなんだと思う。冬にピッタリの「Winter lander!!」なんていう懐かしい曲も、昔よりずっと柔らかい印象だ。思わず何か相談したくなるような頼もしいお兄さん、お姉さん感が漂っている。「さよならの前に」では、それぞれの歌声の違い、その魅力をあらためてたっぶり堪能することもできた。

宇野実彩子

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 カウントダウンまでの10分間ほどのフリートークは、メンバーがそれぞれのタイミングでステージを出たり入ったりで、ある意味自由すぎるのだが、それがまた楽しい。前日行われたレコード大賞受賞時の西島と安住紳一郎アナとのやりとりのエピソードには爆笑させられた。あざとくウケを狙ったりしてない、まんまのキャラで話す姿が、なんとも爽やかなのだ。新年を迎える特別な時間であっても、仲良しの友だちと一緒に過ごしているかのような安心感がある。ライブという非日常のなかのこの日常性が心地いいんだなと思った。

浦田直也

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 カウントダウン「0」で観客と一緒にジャンプして「ハッピー・ニュー・イヤー」を言い合ってからの「LIFE」、フロートに乗って会場を回りながらの「NEW」では、最高に明るい気持ちになった。後者では、宇野が間違えて先走って歌ってしまい、「ごめん」とうろたえる場面があるのだが、隣にいた末吉を筆頭にメンバー全員がそれをイジりつつもフォロー。今のAAAを物語る名シーンに心が温かくなった。もちろん、そういったチームワークのよさだけじゃない。「GAME OVER?」や「PARTY IT UP」といったハイパーな曲では、サウンドの迫力に負けないくらい一人ひとりのフェイクやスクリームが冴えまくる。それぞれの技量にポテンシャルの奥行きを感じた。

日高光啓

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 アンコール「Yell」では、「まだ元気?」という問いかけに一生懸命応える観客に向かって、「素敵だね」と語りかける日高がいた。その姿こそが素敵だなと思う。そして、そこからのトークも傑作。オソロシクきれい好きな與の家にどうやって遊びに行けばいいかという話に、全員が乗っかって延々と空想を言い合ってる。つられて笑いながら、ある瞬間、オフモードの彼らの目の色と歌っているときのそれとが何ひとつ変わらないことに気づいた。つまりそれは、ブレない心を持つ者のフェアでまっすぐで涼しげな眼差しということ。静かな感動がじわじわと押し寄せた。

與 真司郎

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 特典映像の方がよりわかりやすいかもしれない。何かコメントしてるときでも、スタッフと話しているときでも、本番で観客に対しているときでも、メンバーの目は変わらない。鋭い洞察力となるのも、真摯に何かを訴えるのも、誰かを優しく包みこむのも、きっとその同じ目だ。AAAが放ち始めている新たな魅力の源は、眼差しにあると確信した。昨年、グループとしてマイルストーンとなるアルバム『WAY OF GLORY』を引っ提げて4大ドームを制覇。それだけじゃなく、そこに至る過程で、それぞれがソロとしても着実にキャリアを積み上げてきた。その道のりで得たものが彼らの内なる強固な礎となり、だからこそこんなふうに涼しげな眼差しで自由になれるのだろう。

末吉秀太

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