mu-moステーション | あらゆるエンタメをもっと楽しむ

2018年12月14日 更新

心に空いた穴は“音楽”でしか埋まらなかった。伊藤千晃『New Beginnings』インタビュー

音楽活動を本格始動した伊藤千晃が、2018年12月5日に初のソロミニアルバム『New Beginnings』をリリースする。自分をさらけ出したと語る本作について、恥ずかしさも覗かせつつ、等身大の自分を表現することへの真っ直ぐな想いを語ってくれました。巻末の読者プレゼントも要チェックです★

伊藤千晃 / 「New Beginning」Official Music Video(Short Version)

——九州武雄・御船山楽園での撮影はいかがでした?

幻想的で神秘的ですごく素敵でした。撮影であることを忘れてしまうくらい、チームラボの世界に浸ってしまいました。最初の方は本当に大人も子供も楽しめる世界にグッと引き込まれてしまって。本当に自然が生きているような、呼吸をしている様が表現されていて。生で見た時に鳥肌が立ちましたね。あと、御船山楽園の気もすごく良くて。閉園後の撮影だったため、夜中の撮影でした。普通、夜中長時間の撮影だと現場の空気がピリピリしてくると思うのですが、この撮影に関しては、みんなが常に笑っていて。もちろん、大変ではあったんですけど、みんなが穏やかに進行できたのでよかったなって思いました。

via
——翌週にはデジタルシングル第2弾として「happiness」が配信されました。

この曲はふわふわした、心地の良いサウンドのなかで私から見たファンの方々を思い描いて歌いたいと思った楽曲です。
——ファンに対するどんな思いですか?

いつも支えてくれてありがとうっていう直接的なことではなく、1つの光にたとえていて。一人一人の思い=一つひとつの光が集まった時に大きな丸になっり、それが幸せ(happiness)という世界観になっていく。そういう幸せを私は見つけたよというメッセージが込めれてます。
——そして、アルバムには新曲3曲が収録されていますが、クリスマスソング「Eternal Story」でも“小さな幸せ”に言及してますね。

いつかクリスマスソングを作りたいなと思っていたので、ここで作ることができてよかったなって思います。今の私が思うクリスマスの幸せって、クリスマスだから何かしなきゃっていう風に計画して、派手なクリスマスを演出するというよりは、クリスマスの日に改めて、自分の周りにいる人たちの笑顔を大切にできると素敵だなって思ったんです。特別なことをしなくても、自分の周りにいる人たちといつもよりちょっとスペシャルなご飯を食べて、その人たちが幸せそうに笑ってる、その姿を見るクリスマスこそ最高なクリスマスなんじゃないか!という思いを書いてます。

伊藤千晃 /「Eternal Story」Official Music Video(Short Version)

——ヘリに乗って、上空から夜景を見ながらシャンパンで乾杯しなくて良い?

あはははは。インスタ映えしなくて良いんです。20代はクリスマスだからこそ派手に豪華にやろうよっていうところもあったんですけど、今は全然そんな気分ではないですね。本当に微笑んで、幸せだなって心から思えるクリスマスを過ごせたら良いなって思いますね。
——ブレスや細かいニュアンスなどの歌声がとても新鮮でした。

これまで1曲をフルで歌うことがあまり経験としてなかったので、私らしさはなんだろうって確かめながらレコーディングさせていただいた曲ですね。これは、アルバム全体で言えることなんですが、レコーディングは結構、大変でした。自分が思う以上に私は肩の力が入っているらしくて。確かに、今まではエネルギッシュな曲を歌ってきたので、力を入れることこそ歌でしょというイメージがありました。だから、レコーディング中は「まだ力入ってる。まだ力入ってる」って何回も言われて。「いや、気持ち的には抜いてるんだけどな~(笑)」っていうのを繰り返しながら。本当に何も考えずに肩の力を抜いて、語りかけるように歌おうよというのがテーマでした。

via
——「A Song For You」は最もやさしい歌声の優しいバラードになってます。リラックスして聴ける音になってますね。

これが一番難しく、こちらも肩の力を抜いて歌うことに苦戦しました。(笑)でも、KENさんから『すごい広い草原で、自分が一人、心地の良い風を受けながら歌ってる。その旋律に合わせて、森の生き物たちが飛び跳ねているような歌声が欲しい』と言われた時に、私の中ですごくイメージできました。とあるプリンセス的な?っていうイメージができて(笑)。そのイメージのままでやってみたときに、『その声!』って言われて。私はきっと頭の中でイメージした声がそのまま声になるんだなっていうことに気付かされたし、素晴らしいディレクションに助けてもらったなと感謝してます。
——この曲の歌詞はどういうテーマで書きました?

ファンの方と共作したいと思って。今年の10月に初めてのファンクラブイベントがあり、そこにメッセージボードを設置させていただいたんです。みんながそのボードに書いてくれたメッセージを読んで感じたことが、<会う>っていうキーワードでした。「また会いに行きます」とか、「会えるのが楽しみです」など。そのキーワードをもとに、曲の一番はファンの方たちが私に残してくれたメッセージをまとめたもので、二番は私がファンの方たちに送るアンサーメッセージになってるんです。是非ファンの方達に聴いてもらえたら嬉しいです。
——<永遠に 君のために 歌うよ>というフレーズもあります。

そうですね。ファン一人一人の声があったから、もう一度歩こうっていう決断できたので、私の歌声を聴いてくれる人がいてくれるのであれば、私はいつまでも歌い続けたいっていう気持ちがここには込められてます。
——もう1曲、「LOVE or LIPS」だけ他とは毛色の違う曲になってますね。

せっかくミニアルバムを作るのであれば冒険したいと思って。1曲は私が好きなファッションやメイクに関する曲にしたいなと思ったんです。歌詞の世界観としては女性を象徴したくて、私の中で女性の象徴として思い浮かんだのが、リップだったんです。毎シーズンものすごい種類が出るんですけど。グロッシーなものから、マットなもの、艶があるものやないもの……。その中で女性たちは何を選択していくのかっていうマインドと、リップの外見、色の可愛さを混ぜたものを落とし込んでます。

via
42 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

正反対の2曲が収まったニューシングル! lol-エルオーエル-「サヨナラの季節 / lolli-lolli」インタビュー【前編】

正反対の2曲が収まったニューシングル! lol-エルオーエル-「サヨナラの季節 / lolli-lolli」インタビュー【前編】

メンバー全員がラップに初挑戦し、新たな一面を見せたlol-エルオーエル-が2019年3月20日にニューシングル「サヨナラの季節 / lolli-lolli」をリリース! 前編では、レコーディングやMV制作秘話について語って頂きました☆巻末の読者プレゼント情報もお見逃しなく♪
仮面ライダーファンの方にも楽しんでもらえる作品に。Shuta Sueyoshi feat. ISSA「Over “Quartzer”」インタビュー【後編】

仮面ライダーファンの方にも楽しんでもらえる作品に。Shuta Sueyoshi feat. ISSA「Over “Quartzer”」インタビュー【後編】

1月16日に2ndアルバム『WONDER HACK』をリリースするShuta Sueyoshi。1月23日には、DA PUMPのISSAとコラボレーションした、20作目にして平成最後のライダーとして話題のテレビ朝日系『仮面ライダー ジオウ』の主題歌「Over“Quartzer”」をリリースする。幼少期より『仮面ライダー』のファンだったと公言するShuta Sueyoshiに、その『仮面ライダー』の魅力からソロアーティストとして活動するうえで大切にしていることについて話を聞いた。
“Shutaらしい”は僕にとって最高の褒め言葉。Shuta Sueyoshi『WONDER HACK』インタビュー【前編】

“Shutaらしい”は僕にとって最高の褒め言葉。Shuta Sueyoshi『WONDER HACK』インタビュー【前編】

1月16日に2ndアルバム『WONDER HACK』をリリースするShuta Sueyoshi。「人間の感情や脳内を、僕の作る音楽でハッキングしたい」という想いをタイトルに込めた本作は、2月からスタートする“Shuta Sueyoshi LIVE TOUR 2019 -WONDER HACK-”を見据えて制作された。そのShuta Sueyoshiに、ライブへの想いやアルバム制作について話を聞いた。
デビューからの僕たちがこの1枚にまとまりました!BOYS AND MEN『ボイメン・ザ・ベスト』インタビュー

デビューからの僕たちがこの1枚にまとまりました!BOYS AND MEN『ボイメン・ザ・ベスト』インタビュー

2018年12月19日に自身初のベストアルバム『ボイメン・ザ・ベスト』をリリースするエンターテイメント集団BOYS AND MEN。今年で9年目となる彼らが初のベストアルバムを出す心境やMVの撮影秘話を語ってくれました。さらにナゴヤドームに向けての意気込みや2019年の目標にも迫ってみました♪巻末の読者プレゼントも要チェックです!
精神的な閉塞感から抜け出す唯一の鍵は“自分との対峙”だった。SKY-HI『JAPRISON』インタビュー

精神的な閉塞感から抜け出す唯一の鍵は“自分との対峙”だった。SKY-HI『JAPRISON』インタビュー

SKY-HIが、2018年12月12日に4枚目となるオリジナルアルバム『JAPRISON』をリリースする。“JAPanese Rap IS ON”(=日本のラップはイケてる)と“JAPAN”と“PRISON”(=刑務所、牢獄)という一見、相反する2つの意味を持つ本作に込めた想いを熱く語ってくれました。巻末の読者プレゼントも要チェックです★

この記事のキーワード