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2017年9月5日 更新

Do As Infinityの過去、現在、そして未来。「To Know You」制作で見えてきた“私達が存在する意味”

『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『進撃の巨人』の劇伴で知られる澤野弘之をサウンドプロデューサーに迎えたシングル第二弾を2017年9月27日にリリースするDo As Infinity。夢にあふれた街「東京」をテーマに制作されたポジティブな「To Know You」と、アイデンティティの深層に迫り心の琴線に触れるバラード「唯一の真実」という壮大な世界観の作品となっています。この作品に込められた想いに迫るべく、彼らの過去、現在、そして世界へと広がる未来を紐解きました。

---この曲での亮さんのギターは、それこそさっき言ってた「ふりかけ」に徹するカタチになってますね。
大渡 ロックおじさんに見られがちですけど(笑)、こういったサウンドも好きなんですよ。カッコよければリード・ギターがなくても何の問題もない。逆にこの曲では、あえて弾かなくてもいいストロークを、澤野さんの指定で弾いてます。フワッとしたシンセと重ねると、ギターがその芯となる部分を担うことになるわけです。
---ギターのアナログ感が新鮮な「ふりかけ」となっているわけですね。東京ドームシティで開催されている“TOKYO ART CITY by NAKED”とのコラボレーションも話題です。
大渡 先日、「To Know You」のMV撮影で、営業後の会場を訪れ、これ以上ないくらい噛み合ったコラボだなと実感しました。タイアップって後づけのものも多くて、時には違和感たっぷりだったりするけど、これは絶妙なマッチングだなって。

Do As Infinity / To Know You -TOKYO ART CITY by NAKED 映像コラボレーション- Sound Produced by 澤野弘之

---M2の「唯一の真実」には、静かな感動をおぼえました。
伴 「ステージ上の、亮くんと私と澤野さんだけの絵が想像できる曲ってどうかな?」と提案したところから始まりましたね。たまたま、アカペラ始まりのすごく素敵な曲を耳にしたところだったので、資料として澤野さんに聴いてもらったりもして。

大渡 やりとりが深まるなか、伴ちゃんのアイディアありきで澤野さんから素晴らしい曲が出来上がってきた。これはすごくいい流れ。澤野さんは、オーダーがあるとスイッチが入るタイプなのかもしれませんね。
---歌詞のアイディアも最初からあったんですか?
伴 いや、なかったです。曲のデモ音源を聴いた瞬間、私の涙腺のダムが決壊しまして、そこからですね。なぜか「わたしの命と あなたの命は どれほど泳いで 出会えたのだろう?」という冒頭の部分が浮かび、使う使わないは別として、まず自分なりに書いてみようと思ったんです。で、「歌詞どうする?」という話が出たとき、すかさず「私にやらせてください」と手を挙げました。

PHOTO:小境勝巳
via
---伴さんのアイデンティティーに関する彷徨いの旅が、終わったんだなと感じました。
伴 出産を経て、子供を育てていくなかで湧いてきた思いが、この歌詞にはつながってますね。実は私、生みの親と暮らしたことがなくて、ずっと伯母一家の一員として育ったんです。だから、どういうものを経て私という人間が生まれてきたかについては、想像をめぐらせるしかなかった。私がお腹にいるとき、母はどういう気持ちだったんだろう? 生まれてきたときどう思ったんだろう? と。それから長い時間が経ち、今度は私自身が母親になった。この歳になって初めて「そうだったんだ!」と知る事実もあって、昔とはまた違う感情も湧いてきました。なんというか、心の置きどころができたんです。親とは? 子とは? 家族とは? と、私がずっと思い悩んできたことが、曲と出会ってスッキリと言葉になったという感じなんです。
大渡 (しみじみ)いいね。

伴 私、昔から「変わってる」とよく言われてたんです。自分でも「こういう環境で育ってるからフツーじゃないよな」と思ってたりもしてた。でも、今はそれがウィークポイントだとは微塵も思わないです。むしろ、だからこそ今の私がいると思える。ようやく自分をまんま受け入れられるようになったのかもしれないですね。澤野さんの曲が心を動かしてくれた。だから歌詞にできたんです。
---それこそ音楽の力ですね。
伴 人生に欠かせないものは、衣、食、住、音楽です。
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