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2018年11月28日 更新

“これが俺だ”タイトルに込めたソロとしての決意。SHINJIRO ATAE (from AAA)『THIS IS WHO I AM』インタビュー

11月26日に30歳となった與真司郎が、Anniversary Album『THIS IS WHO I AM』をリリースした。小学校5年生からダンサーとして活動し始めた彼は、10代後半からAAAとして時代を駆け抜け、10周年を機にかねてから希望していたアメリカに留学。そのさまざまなバックグラウンドで彼が培って得た「今」が、「これが俺だ」という強い名を持つこのソロ作品に凝縮されている。座右の銘は「You Only Live Once」=「人生一度きり」。瞬間、瞬間にとことん没入し、心からそれを楽しむことを信条としてきた與真司郎に、作品にこめた思いを聞いた。

TEXT:藤井美保
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ーー現在、LAにお住まいと伺いました。

はい。昔から望んでいたことなんですけど、AAAとして10周年を過ぎるまではずっと走ってきたので、なかなか実現できなかったんです。でも、その後メンバーもみんなソロをやり出したので、そのタイミングで僕も自分の時間が持てるなと思い、2016年の1月から向こうに行かせていただいてます。
ーー長期滞在だと、やはり見えてくることが違いますか?

仕事やバケーションで1週間くらい行くのと実際住むのとでは、全然違いますね。まず、アメリカ人の友だちが増えますし、そこで感じるカルチャーの違いは旅行では知り得ないことだらけです。親しくなって深い話をするようになると、日本人との感覚や考え方の違いも見えますし、その価値観と自分とを比較することによって、より自分自身も見えてきます。ある部分では、自分ってアメリカ人寄りの考え方なんだなと思うし、ある部分では、やっぱり日本人の考え方のほうが好きだなと思う。そういうメンタル的な発見が多いですね。
ーーなるほど。

日本では普通じゃないことが、向こうだと普通だったりもするので、慣れるまでは結構大変でしたけど。
ーー生活ですもんね。

日常生活をする分には、ただ日本語が英語に置き換わるだけなんですけど、一旦何か問題が起きると大変です。たとえば何かが故障したっていうとき、日本では電話一本で解決することも多いし、修理の人が時間通りに来てくれたりしますよね。でも、向こうではまず時間通りには来ないし(笑)、何度も電話しなきゃいけないことも多い。だから、ラクではないんです。英語が話せるといっても僕はネイティブじゃないので、時々難しいなと思うこともあります。でも、日本にずっといたら意識できなかったことが見えて、視野が広がりました。
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ーー佇まいにそういう部分が自然と現れてきますよね。

だといいなと思います。実際、身体の作り方も変わってきたんですよ。
ーーそうですか!

今まで身体を鍛えることはまったくしてなかったんですけど、LAでは鍛えてる人が多いので感化されました(笑)。食べ物もヘルシー志向になりましたね。ヴィーガン(完全菜食主義)ではないですけど、できるだけチキンと魚とサラダをベースにしてます。そうなってから、ライブのパフォーマンス能力も変わってきました。
ーー身体が軽くなりましたか?

はい。有酸素運動もしてるので、ステージで走ってもハァハァせずに歌えるようになりましたね。LAに住んでなかったらたぶんそこまでやってなかったと思うんで、なんか一石二鳥です(笑)。
ーー音楽の趣向についてはいかがですか?

僕は小学5年生の頃からダンサーだったので、昔から洋楽のダンス系ばかり聴いていたんです。そのテイストは変わらないので、今回のアルバムでもそういうタイプの曲が多くなりました。外国人の作家さんばかりなので、J-POPからちょっと離れちゃったかなという曲もありますけど。
ーークールさ、アグレッシブさがあってカッコいいです。

AAAでは可愛さを求められたりしますし、それに応えたいとも思うんですけど、ソロではやっぱり別の部分を見せたいなと。もともとがダンサーなので、自然と踊りがカッコよく見える楽曲を選んでましたし、トータルとしてライブをカッコよく見せられる作品というものを意識してました。
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ーーこの11月26日で30歳!

はい。なので、ソロでは大人の色気も出そうかなと(笑)。声もこんなハスキーな感じなので、自分で言うのもヘンなんですど、ちょっと低めのトーンでセクシーさが出るほうがいい気がしたんです。女子からは「セクシー」と言われたいですし、最近増えている男子ファンからは「カッコいいよね、真司郎くん!」と言われる存在になれたらいいなと。英語詞が多くなってしまった部分を、ファンの方たちがどう受け取るだろうかとちょっと心配ではあるんですけど、ま、アメリカナイズされている僕ということで、それもまたひとつ正直な姿かなと思います。
ーー日本語であろうと英語であろうと素敵な音楽に違いはないと、あらためて思いましたよ。

そう言っていただけると嬉しいです。もちろん日本語をどう入れ込むかなど歌詞の部分でも試行錯誤はしましたけど、そこだけじゃなくて、パフォーマンスを含めた音として楽しんでほしいんです。
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