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2017年12月25日 更新

2ndアルバム『THE GUERRiLA BiSH』制作背景から、あの“コマネチ”の真相まで…BiSHモモコグミカンパニー×渡辺淳之介スペシャルトークセッション

11月29日に発売した2ndアルバム『THE GUERRiLA BiSH』が業界を中心に話題となり、その勢いのまま『ミュージックステーション』に初出演、視聴者に鮮烈な印象を残すなど3年目にして一気にブレイクした感のある“楽器を持たないパンクバンド”BiSH。メンバーのモモコグミカンパニーとマネージャー渡辺淳之介に彼女たちの現在地とこれからを語ってもらった。

“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが2ndフルアルバム『THE GUERRiLA BiSH』をリリースした。2017年7月に幕張メッセイベントホール公演をソールドアウトさせ、12月には『ミュージックステーション』に初出演を果たすなど、活動スタートから3年目にして一気にブレイクしたBiSH。シングル「プロミスザスター」「GiANT KiLLERS」、リードトラック「My landscape」を含む本作は、BiSHの尖った魅力がカラフルに表現された充実作に仕上がっている。今回mu-moステーションでは、メンバーのモモコグミカンパニー、マネージメントを担当している渡辺淳之介による“NGナシ”のスペシャルトークセッションを企画。アルバム『THE GUERRiLA BiSH』をフックにしながら、BiSHの現在地とこれからを語ってもらった。

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TEXT:森朋之 PHOTO:HIRO EDWARD SATO 出典:オリコン『コンフィデンス』

海外の売れてる人たちを辿りたかった

――2ndアルバム『THE GUERRiLA BiSH』、素晴らしいアルバムになりましたね。まずは音楽性の幅が大きく広がっていることが印象に残りました。

渡辺:基本的にはサウンドプロデューサーの松隈ケンタの好きなように作ってもらってるんですが、アルバムのリード曲「My landscape」は意図的に制作したところがあるんです。たとえば「Fall Out Boy」もそうですけど、海外のバンドって、売れるてくるにつれてアメリカ民謡だとか、いわゆる王道のポップソングみたいな感じの曲を出したりするじゃないですか(笑)。そういう雰囲気の曲をやってみたいと思って制作したのが「My landscape」なんですよ。

BiSH / My landscape[OFFICIAL VIDEO]

――バンドサウンドとストリングスが融合した壮大な曲ですからね。そろそろBiSHにもそういう曲が必要だと?

渡辺:というよりも、「同じような曲ばかり出してる」という感じがイヤなんです。BiSHの楽曲はもっと変化をつけたかったんですよね。「プロミスザスター」が感動路線だったから、その後の「GiANT KiLLERS」はまったく感動がない曲にして、「My landscape」は売れているアメリカのバンドみたいな曲で。

モモコ:今の話、初めて聞きました(笑)。確かにいろんな曲調があったほうが、私たちも飽きないですからね。

渡辺:自分たちの曲に飽きるなよ(笑)。
モモコ:(笑)。振付けはメンバーのアイナ・ジ・エンドがやってるんですけど、曲調が増えると、振付けも似た感じにならないですからね。

――299円でのゲリラ発売や、道頓堀の船上ゲリラライブも話題になりました。

渡辺:著作権料のことなどを考えると299円で売るのは無茶なんですが、エイベックスのスタッフもノリが良いというか。了承してくれたので実現できました。反響もかなりあって、すべてがハマりましたね。

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モモコ:反応はすごく良いですね。アルバムのリリースイベントにも今まで以上にお客さんが来てくれたり、Twitterのフォロワーが急に増えたり。

渡辺:元カレから連絡があったりしないの?

モモコ:それはないです(笑)

私が選ぶ立場だったら、私みたいな女の子を選ばない

――メンバーのみなさんが書いている歌詞の表現も広がりそうですよね。

モモコ:そうですね。私は今回「SHARR」「BODiES」「JAM」の3曲で歌詞を書いてるんですけど、攻撃的な歌詞もあるし、心のなかをさらけ出すようなものもあって。特に「JAM」の歌詞は「自分の根が暗いのがバレるちゃうな」と思いながら書いてました。他のメンバーの歌詞も、それぞれの人間味がモロに出ている気がします。
渡辺:「SHARR」は譜割りを無視して書いてきたから、ムカついて「勝手にすれば」って言ったんですけどね(笑)。

モモコ:ずっと叫んでるようなメロディだったから「こんな曲に歌詞を付けるのなんて無理でしょ!」と思って(笑)。そのあたりは渡辺さんが上手く選んでくれてるんだと思います。

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渡辺:基本的には僕がちょっとだけ手直しをしてるんですけど、そこはもうフィーリングですよね。メンバーを決めたときもそうだったんですよ。全員オーディションで選んだんですけど、いくら面接してもダメなときはダメで、「いいな」っていうときはちょっと喋っただけでわかるので。そのあたりもフィーリング……っていうと「俺、天才だから」みたいになっちゃいますけど(笑)。まあ、性格のいい子を選ぶようにしてますね。僕は自分がイヤなヤツだから、「こいつ、ずるいことやりそうだな」というヤツはわかるんです。

モモコ:ハハハハ(笑)。でも、渡辺さんは独特の感覚を持っていると思うんですよね。BiSHのメンバーも「こんな子、会ったことないな」と思うような個性的な子ばっかりだったし。私が選ぶ立場だったら、私みたいな女の子を選ばないですから(笑)。
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