TEXT:ふくりゅう(音楽コンシェルジュ) 出典:avex portal
※タイトル横の日付は原曲のリリース日です。
※タイトル横の日付は原曲のリリース日です。
歌の上手さ、ダンスの完成度。国境をも超えて、誰が観ても楽しめる高度なエンタテインメント・クオリティ。まさに“安室奈美恵”は日本の音楽シーンの頂点に君臨してきたドリームガールです。
今年、デビュー25周年を迎えた“安室奈美恵”が、オールタイム・ベストアルバム『Finally』を2017年11月8日(水)にリリース。
今年、デビュー25周年を迎えた“安室奈美恵”が、オールタイム・ベストアルバム『Finally』を2017年11月8日(水)にリリース。
安室奈美恵 / ALL TIME BEST ALBUM「Finally」-TEASER SPOT①-
via www.youtube.com
1992年発売のデビュー曲「ミスターU.S.A.」から、2017年発売の最新シングル曲「Just You and I」までの46曲。さらにパッケージ初収録となる 「Christmas Wish」や新曲全6曲を含む、トータルで全52曲という大ヴォリュームな内容となりました。特筆すべきは、既存曲39曲が新録されていること。そこで、“安室奈美恵”のヒストリーを追いつつ、曲順に全52曲を解説していきましょう。
1. ミスターU.S.A.(1992/9/16)
“安室奈美恵”が在籍したグループ、“SUPER MONKEY'S”の1stシングル。海と太陽と空が眼に浮かぶような爽快なポップチューン。リリースは東芝EMIから。作詞は売野雅勇で作曲は小森田実というポップス鉄壁の布陣。ロッテアイスのCMソングに起用された。2017/9/16に開催された25周年記念野外ライヴ『namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA』で、22年振りに「ミスターU.S.A.」が披露されたことは記憶に新しいです。
2. 愛してマスカット(1993/11/5)
4人体制となった“SUPER MONKEY'S”の3枚目のシングル。キャッチーなサビフレーズ“愛してマスカット”というインパクトの強さ、流麗なストリングスが隠し味なファンの間でも人気な初期チューン。ファンクラブ限定ツアーなどで、時折披露されたこともありました。コーラス的に聞こえる英語フレーズが中毒性高いなぁと。
3. PARADISE TRAIN(1994/7/20)
作曲は、1991年リリース「Choo Choo TRAIN」で知られるシンガー・ソングライター中西圭三。ん? “TRAINシリーズ第2弾”だったのでしょうか(たぶん違う)? 作詞は売野雅勇。シーズナリーなサマーソングであり、イントロのシンセ・サウンドの入り方、重厚なコーラス・ワークはどことなくTKっぽさも感じたり。
4. TRY ME~私を信じて~(1995/1/5)
イントロからテンション上がるハイエナジーなビート! “安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S”の5枚目のシングルは、LOLITA「TRY ME」のカバーであり、MAX松浦プロデュースでDAVE RODGERSがサウンド・プロデュースを担当したユーロビート路線第1弾。“安室奈美恵”初ヒット体験となったナンバーでした。
5. 太陽のSEASON(1995/4/26)
“安室奈美恵”ソロ名義での1枚目のシングル。ユーロビート路線第2弾であり、VERONICA SALESの「SEASON」のカバー。疾走感あるビート展開。カラオケで歌いたくなる、ポップで高揚感あるメロディアス・チューン。海外でヒットした洋楽ユーロビートのカバー路線で、シリーズ化も狙えたはずだが、“安室奈美恵”は別の道を選ぶことに。